年長組 江西禅寺(だるま寺)さんのお話をお聴きしました

■7月13日 年長組 江西禅寺(だるま寺)さんのお話をお聴きしました(園のおたよりより)
この夏は、年長組の日帰りの園外保育(希望者のみ参加)の実施を見送りとしましたが、その時にいつもお伺いしている江西禅寺の和尚さんにご来園頂き、年長組の子供達に1組ずつ交代でホールにてお話頂きました。
江西禅寺は、建久三年(1192年)に創建された三重県鈴鹿市にあるお寺で、大小たくさんのだるまが奉納されている「だるま寺」とも呼称されています。
和尚さんをお迎えするにあたり、まずはみんなで「仏のこども」を歌って手を合わせてお祈りをしました。だるま寺さんの様子のスライドをみながら、理事長先生より和尚さんの市川先生のご紹介があり、持ってきて下さった大きなだるまさんをみんなの近くにおいて、お話をお聴きしました。
市川先生は、子供達からの質問をうけながらお話をすすめられました。「だるまさんのお顔の下には、どんな字が書いてあるの」という質問には、「お願いごとの言葉とともに、不倒不屈っていう言葉が書かれていることが多いですね。」目の前のだるまさんを倒すと、もう一度起き上がる様子をみんなでみながら、「倒れそうになっても倒れない、ということで、みんなもそのような気持ちをもってやっていきましょう。」とお話しをされました。また、「なぜ、だるまさんはこのようなお顔をしているの」という質問には、「だるまさんは、厳しいお顔をされているのは、皆さんをきちんとみてくださっているから。お父さんやお母さんや先生が怖い顔をしてみんなを叱る時があるかもしれませんが、それはみんなのことを一番心配しているからです。叱られたときに、『ありがとう』といえるようになるといいですね。」とお話をして下さいました。