1月24日・2月1日 お店屋さんごっこをしました

今年度は「Marche TENDOU」が園のホールに出店、それぞれの学年でつくったおもちゃが販売されました。(もちろん、ごっこ遊びの中でのお話しで、全て架空のものです。)

お店のお知らせは園舎の廊下にも貼られ、販売前からどれを買うかを考えたり、お家で相談している子も多く、兄弟のためにこれ、自分のためにこれ、売り切れだったらこれというように、お買い物の計画をしている姿もみられました。1月21日のお帰りの時間の前には、お店からのメッセージの館内放送も流れたんです。

当日は、1クラスずつお部屋から移動し、年少組や年中組は、先生が店員さん・園児が買う人となり、年長組は、クラスの半分ずつ交代で、売る人と買う人の役も務めました。商品はみんなで作った「カスタネット」「けんだま」「わなげ」「ネックレス」「こま」「バック」など。お客さんはそれぞれ自分で作った紙の財布に厚紙製の硬貨を入れ、お買い物をします。

入口には、(OPENのお知らせの写真にあるように)お店の看板とアーケードがかかり、中ではおしゃれな音楽が流れていて、いつものホールとは違ったお店の雰囲気になっていました。店内では、ゆっくりと商品を見ながら慎重に決める子もいれば、買いたい品物を迷わずに買う子、友達や先生と一緒に相談しながら商品を決めている子もいました。紙のコインで代金を支払うと、商品とは別にレシートも受け取り、大切そうにおさいふに入れる様子も見られました。

 コロナ禍の中ではありますが、園の中でのお店屋さんごっこでは、いつもとは違った幼稚園の1日を過ごすことができたのではないでしょうか。また、その中で、子供達にとって、商品の製作、販売、購入など、楽しみながら経済の仕組みの理解、生活体験にもつながる内容であったと考えています。