ホールにて お話し上映会を行いました

■ホールにて お話し上映会を行いました(園のおたよりより)
12月20日、人形劇公演があいにく見送りとなりましたため、代わって年長組と年中・年少組の2回にわけて、ホールにてお話し上映会を行いました。
 ホールでは、本物の劇場のように、合唱台を利用してある程度段差をつけた客席がつくられており、子供たちはあらかじめくじをひいて、そこで決められた座席番号の位置をさがして座ります。
 お話し上映会が始まる前には、「あわてんぼうのサンタクロース」の曲に合わせて、楽器遊び。鈴やカスタネットをならして、お歌を楽しみました。
 その後、年長組は「14ひきのさむいふゆ」年中・年少組は「ねずみのさかなつり」のお話のビデオをみんなでみました。それぞれ、いわむらかずお氏のあたたかな絵とともに、ねずみの家族が冬を過ごす中でほっとするやりとりをとりあげているお話です。
 年長組のお話しでは、物語の終了に続いて、実際の冬景色の中で月見草がロゼットと呼ばれる姿になっている様子をみたり、物語にでてくる「とんがりぼうしゲーム」を、小学生のお友達が自分達の手でつくってみたり、ルールなども話し合いをしながらすすめていくことの紹介の映像もありました。
 お話の上映が終わった後には、「14ひきシリーズ」の様々な絵本が幼稚園の絵本の部屋にもあることの紹介とともに、そのシリーズの絵本作品の表紙の展示をみながら、ホールから退場しました。
 学期末にあらためて上質な絵やお話の世界にふれるとともに、劇場に入って座るという体験、そして年長組は、実際の冬の自然の様子や、自分達で遊びをつくっていくことの大切さ、小学校へのつながりも意識する内容ともなりました。子供達にとって楽しみながら学ぶ機会にもなったのではないでしょうか。