震災のお祈りについて

■3月10日 震災のお祈りについて(園のおたよりより)
東日本大震災の発生から12年。3月11日の前日である3月10日に、全体を2グループにわけて、ホールにて交代で震災のお祈りをする機会をもちました。初めに灯りをともした後、「仏の子ども」を歌いました。続いて園長先生より、東日本大震災では、地震の後に津波もきて、発電所の事故もあり、多くの方が亡くなられたということ、住んでいた土地から離れなくてはならなくなった人も大勢みえること、このような震災であることをふまえ、改めて静かに手を合わせて「黙祷」をしましょうと話がありました。
「黙祷」という呼びかけに応じて、子供たちは静かに黙祷を行うことができました。そして、大変重いテーマのお話でしたが、どの学年の子も静かに聴く姿勢が見られました。このような機会を持つことで、私達が毎日当たり前のように暮らしていることであっても、当たり前ではないこと、震災で亡くなられた多くの方々の生命もふまえて私たちは大きな生命を担っているということなど、受け止めていくきっかけになってほしいと願っています。