年長組 江西禅寺(だるま寺)さんのお話をお聴きしました

■年長組 江西禅寺(だるま寺)さんのお話をお聴きしました(園のおたよりより)
この夏も、年長組の日帰りの園外保育(希望者のみ参加)の実施を見送りとしましたが、その時にいつもお伺いしている江西禅寺の和尚さんに、7月12日(月)にご来園頂き、年長組の子供達に1クラスずつ交代でホールにてお話頂きました。
江西禅寺は、建久三年(1192年)に創建された三重県鈴鹿市にあるお寺で、大小たくさんのだるまが奉納されている「だるま寺」とも呼称されています。
和尚さんをお迎えするにあたり、まずはみんなで「仏のこども」を歌って手を合わせてお祈りをしました。だるま寺さんの様子のスライドをみながら、園長先生より和尚さんの市川先生のご紹介があり、持ってきて下さった大きなだるまさんをみんなの近くにおいて、お話をお聴きしました。市川先生は、子供達からの質問をうけながらお話をすすめられました。「だるまさんは、なぜ丸い形をしているのですか。」「それは、ずっと座って勉強されていたから、丸くなられたのだと思います。」「お顔の下には、どんな字が書いてあるのですか。」「お願いごとの言葉が書かれていることが多いですね。」目の前のだるまさんを倒して、もう一度起き上がる様子をみながら、「倒れそうになっても倒れない、ということで、みんなもそのような頑張るこころが大切ですね。」とお話しをされました。また、「だるまさんが、厳しいお顔をされているのは、皆さんをきちんとみてくださっているから。お父さんやお母さんや先生が怖い顔をしてみんなを叱る時があるかもしれませんが、それもみんなのことを心配しているからです。厳しい顔の大人の人の顔や心を見極めてくださいね。」「お父さん、お母さんや先生達を悲しませることのないように、毎日、自分の健康に気を付けて元気にすごしてくださいね。」とのお話もいただきました。  これらのお話が、子供達にとって、大切な心の糧になれば幸いです。