2月9日 お話し会の様子より

■2月9日 お話し会の様子より(園のおたよりより)
にじのへやには、「あかずきん」「ジャックと豆の木」「はなさかじいさん」等たくさんのお話の絵がかざってあり、そちらをみながら子供たちはへやに入りますが、今回のお話は「おおきなかぶ」でした。
先生たちは、いつもと違って長靴をはいて手袋をつけています。子供達の前には、柵で囲まれた小さなお庭畑が大中小3つが現れます。「ちいさなにわをよくたがやして、ちいさなたねをまきました」とみんなでお歌をうたって3つのお庭に種をまいてしばらくすると、それぞれの庭に、小、中、大と花が咲いていきます。
わあっと歓声があがったところで、「おおきなかぶ」のお話が始まりました。すでに読んだことのある子もいたようですが、みんなお話の進行に気持ちを合わせてうんとこしょ、どっこいしょと、かぶを一緒にひっぱっていき、最後には無事におおきなかぶをぬくところまで、心を合わせていました。
その後の振り返りで、種が育っていくためには何が必要なのと聞くと、おひさまの力やお水、栄養のある土も必要ということとなり、栄養のある土の中の生き物として、みみずさんも登場しました。
今回のおみやげは、1つずつ手作りの紙製のかぶや登場人物のセット。絵の描かれていない紙のスタンドには、好きなものを書いて、お家でもおおきなかぶのお話しを楽しんでみて下さいとお話ししました。皆さん何を書きますかと聞くと、自分、弟、妹、ぞうさんなど色々な返事がかえっていましたよ。
お家で今日の体験したことのお話をするということも「おみやげ話」といって、品物ではないけれどとても喜ばれるおみやげの1つなので、ぜひご家族の人にもお話をしてみてくださいとも伝えました。
子供たちは、最後、さんかカードにシールを選んで貼った後には、実際に発芽して育っていく植物の様子の写真もみてから自分のクラスのお部屋にもどりました。
 今回も「おおきなかぶ」のお話しから広がる世界を楽しむとともに、実際の植物のありようを学ぶ機会ともなり、楽しくまた充実した時間を過ごすことができたのではないかと考えています。